詳しい手順:最初の Scribe 文書
このチュートリアルでは、小規模ながら完成した Scribe Project を作ります。画像を 1 点含む 2 章の短い物語を用意し、ページ画像と EPUB の両方へ書き出します。短い手順を先に試したい場合は、はじめに > 最初の文書を参照してください。
一連の操作には約 30 分かかります。
用意するもの
- Scribe をインストールし、サインインしておきます。Free を含むどのプランでも開始できます。
- 組版したい短い文章を用意します。
- JPG または PNG 画像を 1 点、コンピューターに保存しておきます。寸法は問いません。
手順 1 — Project を作成する
- Scribe を開きます。
- ようこそ画面で 新規プロジェクトを選択します。
- システムのフォルダー選択画面で、
firstbookという空のフォルダーを作成または選択します。 - 空の Project が開いたら、左のファイルツリーで 新規ドキュメントを選び、
01-arrival.mdを作成します。
選択したフォルダー名が Project 名として使用され、新しい文書がエディターで開きます。
手順 2 — 書籍情報を入力する
執筆前に、Project の書籍情報を入力します。先に設定しておくと、書き出すときにもう一度入力する必要がありません。
- 左サイドバーから プロジェクト設定を開きます。
- 基本情報で タイトルと 著者を入力します。
- Plus または Pro で 言語、内容紹介などの出版情報が必要な場合は、用途に合う プロジェクトタイプを選択して入力します。
- 設定を保存を選択します。
キーワード、出版情報、EPUB 用の表紙は後から追加できます。
手順 3 — 第 1 章を書く
-
ファイルツリーで
01-arrival.mdを開きます。 -
見出しと数段落の文章を入力します。
# 第 1 章 — 到着駅の窓を細い雨筋が伝うなか、マラは最終列車までの時間を数えていた。ホームの端でランタンが一度揺れ、すぐに消えた。マラは手帳を閉じて立ち上がった。 -
入力に合わせて右側のプレビューが組み直されることを確認します。見出しは章タイトルになり、段落の字下げやダッシュの形も反映されます。
手順 4 — 画像を追加する
- 画像を置く段落の間にカーソルを移動します。
- エディターツールバーで **画像を挿入 > ディスクからインポート…**を選択します。
.jpg、.jpeg、.pngの画像を選択します。画像は Project の素材フォルダーへコピーされ、カーソル位置に挿入されます。- エディターで画像を選択し、画像ツールバーで表示を調整します。
- インライン:本文の一部として表示され、幅を設定できます。
- 全ページ:1 ページ全体を使用し、塗り足し、カバー、収めるから配置方法を選べます。
画像がプレビューに表示されます。説明文が必要な場合は、画像の前後に通常の段落として入力してください。現在、画像専用のキャプション欄はありません。
手順 5 — 第 2 章を追加する
- 左のファイルツリーにあるアクションバーで 新規ドキュメントを選択します。
- ファイル名を
02-encounter.mdにします。 - 同じように見出しと数段落を入力します。
章の順序はファイルツリーで決まります。ドラッグして並べ替えられます。書き出すときは、コンパイル対象の文書がファイルツリー順にまとめられます。
手順 6 — 3 つのプレビューモードを試す
プレビューペイン上部のボタンで、3 つのモードを切り替えます。
- 画像 — 書き出す PNG と同じ、ページ単位の画像を表示します。
- 電子書籍 — 流動的なレイアウトを表示します。ペインの幅を変え、画面サイズによる読み方の違いを確認できます。
- 印刷 — 現在のマスターページに基づく印刷レイアウトを表示します。
実際の Project でも、目的に応じてこれらのモードを切り替えながら確認します。
手順 7 — 複数ページの画像を書き出す
- プレビューを 画像に切り替えます。
- 右サイドバーで エクスポートモードを ページ分割画像、形式を PNG に設定します。
- プレビューツールバーの エクスポート範囲を選択を開き、コンパイル対象を選択します。2 つの章がファイルツリー順に書き出されます。
- 画像をエクスポートを選び、保存先を指定します。
番号付きの PNG 画像が 1 つの ZIP ファイルにまとめて保存されます。共有前に ZIP を開き、すべてのページを確認してください。
手順 8 — EPUB を書き出す(Plus、Pro)
Plus または Pro を使用している場合は、EPUB も試してください。
- プレビューを 電子書籍に切り替え、右サイドバーの EPUB オプションを確認します。
- プレビューツールバーの エクスポート範囲を選択を開き、コンパイル対象を選択します。
- EPUBをエクスポートを選び、ファイルを保存します。
作成された .epub を Apple Books、Calibre、または普段使用する読書アプリで開きます。設定した場合は表紙が表示され、章のナビゲーションと 2 つの章が正しい順に並んでいることを確認してください。
このチュートリアルで行ったこと
- Scribe Project の基本構成である章、素材、書籍情報を設定しました。
- Markdown で文章を書き、画像を追加しました。
- 3 つの出力形式をリアルタイムプレビューで確認しました。
- プレビューツールバーから画像と EPUB を書き出しました。
次に読むページ
- プランと機能 — 各プランで利用できる機能を確認します。
- エディターの基本 — キーボードショートカット、自動保存などを確認します。
- CMYK 印刷用 PDF — 印刷サービスへ入稿する PDF を準備します。